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May 02, 2005

映画:Shall we Dance?

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 ご存知、日本で公開された同名映画のリメイクです。オリジナル版とリメイク版は次のように照らし合わせながら観るといいかも。


 役所広司 ・・・ リチャード・ギア
 草刈民代 ・・・ ジェニファー・ロペス
 原日出子 ・・・ スーザン・サランドン
 竹中直人 ・・・ スタンリー・ツゥッチ
 渡辺えり子・・・ リサ・アン・ウォルター
 田口浩正 ・・・ オマー・ミラー
 徳井 優 ・・・ ボビー・カナヴェイル
 草村礼子 ・・・ アニタ・ジレット
 柄本 明 ・・・ リチャード・ジェンキンス

 リチャード・ギアが演じると、なんだかかっこよくなっちゃうから不思議。スタンリー・ツゥッチは、竹中直人そっくりでよくぞここまで似させてくれたと拍手しちゃいました。ジェニファー・ロペスは実生活でもプロダンサーとしての経歴あり。それでも、リチャード・ギアが半年も前からダンスを毎日8時間練習していると聞き、彼以上に特訓したそうです。その甲斐あって、踊りのシーンはかなりゴージャスな雰囲気を出しています。予告編で、リチャードがタキシード姿で赤いバラを持ちエスカレータを上がっていくシーンがあります。当然ジェニファーにプレゼントすると思っていましたが、実はデパートで残業する奥様へのプレゼントだったのですね。こういうシーンがごく当たり前のように挿入されるあたり、アメリカ的だなと思いました。ぜったい日本ではありえないですよね、うん。

サントラ盤は、当然のようにサンバ、タンゴ、ワルツ、チャチャとダンス競技で使用されるジャンルがまんべんなくつまっています。私が好きなのは、「Santa Maria 」。バンドネオンの音がいかにもって感じでこの映画にぴったりです。

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1.Sway - Pussycat Dolls
2.Santa Maria (Del Buen Ayre) - Go Tan Project
3.Happy Feet
4.Espana Cani
5.I Wanna (Shall We Dance) - Gizelle D'Cole and Pilar Montenegro
6.Perfidia
7.Under the Bridges of Paris
8.Moon River
9.Andelucia
10.Book Of Love - Peter Gabriel
11.L Train
12.I Could Have Danced All Night - Jamie Cullum
13.Wonderland - Rachel Fuller
14.Shall We Dance
15.Let's Dance - Mya

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映画:マスク2

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前回の「マスク」から10年もたっていたんですね。そんなブランクを感じさせないほど印象的な、そしてインパクトのある前作でしたが、今回の2も負けず劣らずハチャメチャです。愛犬オーティスがくわえてきたマスクをかぶったティムがパーティ会場で大暴れ。その勢いでベッドインし、10ヶ月後になんとマスクの力を持った赤ちゃんが生まれるのです。今回はこの赤ちゃんアルビーが主人公です。愛くるしい瞳を向けられると思わずにこりとしてしまうのですが、そこはミラクル・ベイビー。首を360度回転させたり、徹夜でみたテレビのシーンを父親に向けて試してみたり、あげくのはてにはおしっこを噴水のように吹き上げてみたり、もうやりたい放題。彼が生まれたことで自分への愛情が薄れたとオーティスは思い込み、マスクをかぶって大変身。それでもミラクル・ベイビーの力の方が勝っており、作戦がことごとく裏目にでてしまう始末。そんな中、マスクの生みの親ロキがマスクを取り戻すべく地上に降り立ったからさあ大変。アルビーとロキの単純だけど壮絶な戦いが始まります。今回の撮影では、1人の赤ちゃんでは無理だからと双子の赤ちゃんを探したそうです。でも、ぜ~んぜん見分けられません(^0^;;。

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映画:コンスタンティン

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 ふだんはこの手のジャンル(サスペンス)は観ないことにしています。だって、怖いの苦手だし。。。でも、前評判につられて観に行ってしまいました。1800円無駄にはなりませんでした。最高傑作です!
 まず、天国と地獄のあいだに人間界があるという設定が斬新。地獄に住む悪魔は人間界に住むことはできないけれど、ときたま潜んでいることがあり、その悪魔を地獄に送り返すのが主人公ジョン・コンスタンティンの役目。簡単に言えば、「悪魔祓い」が彼の仕事です。以前自殺を試みたことがあり、そのため天国には行けない身分。でも、天国行きを夢見て日夜仕事に励んでいるわけです。そんな彼に自分と同じにおいを感じたのが女刑事アンジェラ。彼女の妹の自殺に不審を抱き、その真相を彼とともに探り出そうとします。圧巻は、地獄のシーン。今まで映画の中に登場したどのシーンとも違い、吸い込まれそうな世界が描かれています。そして、天国の使者ガブリエルが悪魔と結託し、アンジェラを身ごもらせるシーンでは、『うわー、ついにホラーか!!』と思わせるほどCGを駆使しリアルに描かれていました。キーとなるのが水。地獄を体験する媒体に使われたのも水だし、悪魔を退治するときに使われたのも聖水。水をみごとに演出しています。演出といえば、悪魔祓いのための小道具がなかなかおしゃれです。剣、聖書、ライター、などなど。見逃さないよう目をこらしてみてね。

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映画:海を飛ぶ夢

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 29年間も不随でベッド生活を強いられたら、私も彼のように死を願うようになるのでしょうか。観終わったあともしばらく席を立つことができませんでした。
 海での飛び込みに失敗し首から下が不随になってしまったラモン・サンペドロ。夢の中では自由に空を駆け巡るのですが、現実には指の先すら動かすことができません。そんな自分の現状に、せめて自由に死なせてくれと願望します。そんな彼を支援するため弁護士フリアがやってきます。彼の話を聞くうちに次第に心を惹かれるようになりますが、そんな彼女を病が襲いかかります。一方、テレビのドキュメントで彼のことを知り、彼の元を訪れるロサ。ロサもいつしか彼のことを愛するようになります。彼をとりまく人々はみな、心から彼のことを愛しています。でも、それが彼にとってはしだいに重荷となっていきます。『君に触れようと手を伸ばしても永遠に近づけない その距離は無限』最後に残された手紙の中で彼はこう語っています。皮肉なことに、彼の死を支援していたフリアは、死を決行しようという日に痴呆症の発作を起こしてしまいます。希望通り自らの手で命を絶つことができたラモン。一方で、永遠に自分のことすらわからない状態で生きながらえなくてはならなくなったフリア。はたして、どちらが幸せなのでしょうか。

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映画:コーラス

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 フランスの映画を観るとき、同じ場所で観ているのに違う空間に迷い込んでしまったような、なんとも言えない感覚にとらわれます。英語とは違い言葉のリズムがゆったりしているせいかもしれません。でも、この感覚、けっこう好きだったりします。
 この映画の見所は、なんといっても主人公ピエールを演じるジャン=パティスト・モニエの瞳と声。大きく見開いたブルーの瞳は吸い込まれそうなほど深く悲しい憂いをたたえ、彼の口から流れる歌声は透き通ったボーイソプラノで聴く者の心を浄化してくれるのではないかと思うほど。こんな天使のような彼が実は悪魔のような性格を演じるのですから、おもしろい。彼のいる寄宿舎に赴任してきた音楽教師マチュー。体罰で子ども達を律しようとする校長に反発を感じ、合唱を通じて純真な心を取り戻させようとします。主人公のモニエは3000人のオーディションから選ばれただけあってすばらしい声量です。実際に何枚もCDを出しており、来日の際にはおばさま達が空港に殺到したほど。そういえば、私も昔ウィーン少年合唱団に夢中になった時期がありましたっけ。ボーイソプラノは、少年時代だけのもの。貴重な声をしっかりと耳に焼き付けておきたいものです。
 フランス人の7人に1人が観たというこの映画。天使の歌声に魅了されたのはもちろんでしょうが、音楽教師マチューに心惹かれた人も多かったのではないかと思います。寄宿舎に住む子ども達の心は荒れ放題。そんな心の声に一人一人耳を傾け、合唱を教えることで心の扉を開いていくのです。まるで「北風と太陽」のよう。でも、これを実践できる人はそう多くないのが現実です。ラスト近くで、学校をクビになったマチューが去っていこうとするとき、寄宿舎の窓という窓から紙飛行機がたくさん飛んできます。その一つ一つにマチューに向けた感謝のことばが書かれているのを見たとき、不覚にも涙がこぼれてしまいました。マチューに出会ったことでピエールはのちに世界的に有名な指揮者となります。運命的な人との出会い、音楽との出会い。私の人生にもこういうシーンが訪れるといいなぁ。

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映画:フライト・オブ・フェニックス

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 予告編でさんざん飛行機が不時着するシーンを見せられていたので、いつそのシーンになるのか、最初のうち落ち着きませんでした(^0^;;。不時着した場所はゴビ砂漠。どこを向いても砂、すな、スナの最悪の環境で普通ならそこであきらめてしまうところ。でも、彼らは破損した貨物機を新しい飛行機「フェニックス」に作り変えてしまうという暴挙(!)に出るのです。極限状態で次第に追い込まれていくさまは観ていてつらくなります。しかも、飛行機作りを提案した自称飛行機設計士が実は「模型」飛行機の設計士だとわかったあたりから一触即発の状態に陥ります。それでも、一縷の望みをかけて飛行機のエンジンをかけ、そして、崖から飛び立つ瞬間、スクリーンの中の彼らと自分が一体化したような不思議な感覚が体中をかけめぐりました。鳥肌が立つくらい興奮したのはホント久しぶり。ぜひ足を運んでください。

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映画:世界で一番パパが好き!

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 娘ガーディを演じるラクエル・カストロの可愛いことと言ったら、もぉ食べちゃいたいくらい(笑)。7歳とは思えないほど表情が豊かで、まわりの大人たちを圧倒しています。パパ役を演じるベン・アフレックは、仕事を捨てきれない優柔不断な、いつもとはえらく違った感じ。でも、かっこいい男性がある日突然シングルファーザーになったらこんなふうになっちゃうんだろうなぁ。幸せな結婚をしていざこれからっていうときに出産のショックで亡くなってしまう母親役は、なんとジェニファー・ロペス。こんな大スターをちょびっとしか出さないなんて、もったいないです。ちょびっとと言えば、ウィル・スミスが本人役で出演するのもなかなか見もの。当時広告宣伝マンだったオリー(ベン・アレック)はウィル・スミスを酷評したことで仕事をクビになります。でも、また仕事をもらえるチャンスがめぐってきたときに奇しくもウィル・スミスと再会。スミスのひとことがオリーの人生を変えます。このあたり、観ていてうふふと笑えちゃいます。

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映画:サイド・ウェイ

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 結婚を1週間後に控えた親友ジャックと旅に出た国語教師のマイルス。ジャックを祝うためと言いながら、実は脱稿した小説が出版されるかどうか不安でたまらないのです。離婚した元妻のことがいまだに忘れられるずにうじうじしている彼に対し、ジャックは結婚する前にうんと羽目をはずしておこうとチャーミングな女性を見つけてはかたっぱしから声をかける始末。こんなに性格が違う二人が一緒にいてうまくいくのかとはらはらしてしまいます。
 随所に登場するのがカリフォルニア・ワイン。カリフォルニアはその気候からかワインづくりがさかんで、主な産地だけでも10以上あるとか。映画の中でも原料となるぶどうの品種がピノ、メルロー、カベルネなどなどたくさん出てきます。理解しながら鑑賞するためには事前学習が必須です(^0^;;。
 浮気を楽しんでいるジャックに背中を押され、マイルスもウェイトレスのマヤと知り合います。そして、お互いのワインに関する話で盛り上がるのですが、どうしてもそれ以上の関係にまで発展しません。『ワインは日ごとに熟成し、あるときピークを迎える日がやってくる。そしてピークを境にゆっくりと坂を下りはじめる』 マヤはそう語ります。極上のワインに出会えたときの幸せ。それと同じ幸せをジャックとマヤは味わうことができるのでしょうか。ラストまで見逃さないようにね。

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映画:エターナル・サンシャイン

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 失恋した彼氏(彼女)の記憶を消し去ってしまう装置を考え出したのは、ほかでもない、脚本家チャーリー・カウフマン。「マルコヴィッチの穴」では、人間の頭の中に入れる穴を作ってしまうし、いったい彼の頭の中はどういう構造になっているんでしょうね。なんの知識もなく映画を鑑賞してしまうと頭の中がパニック状態になってしまいます。そう・・・この感じ、作家 星 新一のショート・ショートを初めて読んだときと同じです。本だったらもう1回読み返すことができるけど、映画じゃなぁ。。。 もしかして、リピーター狙いか!?(笑)
 失恋した彼女が彼の記憶を消し去ったことを知り、負けじと彼女の記憶を消し去ろうとするジョエル。でも、その過程で、つらい思い出だけでなく楽しかった思い出もあったことを思い出し、記憶消去から逃れようと自らの記憶の奥底に隠れようとします。幼い頃の自分に戻り、ダイニングテーブルに隠れるあたり、かわいいです。彼女役を演じるケイト・ウィンスレットの髪の色にも注目。赤だと思ったら次のシーンでは黄色や青に変わってて、まるで信号みたいです(^0^;;。新しい彼氏役を演じているイライジャ・ウッド。印象的な目でどこかで見たことがあるような・・・と思っていたら、あの「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公フロドだったのですね。役者さんの名前を覚えるのが苦手だとこういう時に困っちゃう(^0^;;。
 現在、過去のストーリーが入り乱れて、とても混乱するのですが、見終わったときに、『あっ、あれはここにつながるのか』と、まるでジグソーパズルの最後の1片がパチっとはまったような満足感が得られます。そして、ちょっぴりじ~んときますよ。 頭の中がぐちゃぐちゃのままで終わってしまった人もご心配なく。パンフレットの終わりの方をみれば、映画の中でのシーンが時系列に並んでいてきちんと整理できるようになっています。

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映画:ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

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しばらくぶりのアップになっちゃいました。観た映画がたまちゃっててコメントするのが大変! でも、がんばりますよ(^0^)v。まず1本目はかる~くラブコメディで。

前作でみごとマークを射止めたブリジット。幸せの絶頂にあるかと思えば、そうでもない。彼に近づく女性がみな魅力的に見えてしまい自信喪失になってしまうのです。あげくのはてに、彼の愛を疑い、なんと彼の家に忍び込むはめに! ちょっと太めで、でも一途なブリジットはどこにでもいる女の子。それゆえに映画の結末が気になって、スクリーンから目が離せません。
前作に引き続き、性懲りもなくブリジットを口説く三枚目役のヒュー・グラント。「ノッティングヒルの恋人」や「アバウト・ア・ボーイ」などでもちょっと頼りなさそうな青年という役柄が多いけど、これにはちょっぴり不満です。「ウェールズの山」で、丘を山に昇格させるために奇跡を起こさせた測量技師のような、かっこいい役柄が増えてくるといいなぁ。。。
そうそう。この映画にかぎってパンフレットや関連するグッズが国内で販売されていません。なんでも著作権の関係だとか。観た映画のパンフレットを集めている私としては、ちと残念です。

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