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February 23, 2005

映画:五線譜のラブレター De-lovely

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「ネバーランド」でもそうでしたが、仕事に情熱を燃やす殿方は、なんと愛情表現がへたなのでしょう。いくら仕事のためとはいえ、あんな美しい奥様に寂しい思いをさせちゃうなんて罪なことです。とはいえ、数々の名曲を奥様にささげるために書いた、という話もうらやましい限りです。映画は、ケビン・クライン扮するコール・ポーターが今まさに人生に幕をおろそうとするところから始まります。過去を回想するのは最近のはやりなのでしょうか。アシュレイ・ジャッド扮するリンダ・リーとの運命的な出会い、ブロードミュージカルの音楽家へ仲間入り、そしてポーターの人生最大の危機、リンダの死、へと小気味よいテンポで進んでいきます。 普通の映画と違うところは、随所に彼の名曲が最高のミュージシャンとともに登場するところ。エルヴィス・コステロ、ナタリー・コール、シェリル・クロウ、アラニス・モリセット、ロビー・ウィリアムスなどなど、往年のジャズファンにとってはまばたきするのももったいないくらい名場面が連続します。その中で、R&Bで今一番旬なレマーがゴンドラのこぎ手でちょこっと登場するのですが、ここは短すぎですよぉ。
印象に残ったのは、リンダの臨終シーン。決して混ざり合わないといわれた2色を掛け合わせたバラ「リンダ・ポーター・ローズ」をコール・ポーターがプレゼントします。悔いの残る人生を送らせてしまったことへの罪滅ぼしなのでしょうか。「オペラ座の怪人」のラストで登場した赤いバラと同様、墓に添えられた淡いピンクのバラが彼の深い愛情を示していたように思います。そうそう。印象に残ったといえば、衣装製作にあのジョルジオ・アルマーニが参加しているんですよ! ポーターの洗練された着こなし、リンダのウェディングドレスなど、ストーリーとは離れたところでの楽しみも見逃さないようにね(^^*。

サントラ盤

1.It’s De-Lovely(Robbie Williams)
2.Let’s Do It(Let’s Fall In Love)(Alanis Morisette)
3.Begin The Beguine(Sheryl Crow)
4.Let’s Misbehave(Elvis Costello)
5.Be A Crown(Kevin Kline,Peter Polycarpou and Chorus)
6.Night And Day(John Barrowman and Kevin Kline)
7.Easy To Love(Kevin Kline)
8.True Love(Ashley Judd and Tayler Hamilton)
9.What Is This Thing Called Love?(Lamer)
10.I Love You(Mick Hucknall)
11.Just One Of Those Things(Diana Krall)
12.Anything Goes(Caroline O’Connor and Chorus)
13.Experiment(Kevin Kline)
14.Love For Sale(Vivian Green)
15.So In Love(Lara Fabian and Mario Frangoulis)
16.Ev’ry Time We Say Goodbye(Natalie Cole)
17.Blow,Gabriel,Blow(Jonathan Pryce,Kevin Kline,Cast and Chorus)
18.In The Still Of The Night(Kevin Kline and Ashley Judd)
19.You’re The Top(Cole Porter)

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シネマ・イタリアン・ソーダ

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最近MOVIX橋本によく行きます。 映画を観ると駐車場が3時間無料になること、ポイントが貯まると1本無料になることがお気に入りの理由かな(^^?
そこにもう1つお気に入りが増えました。ドリンクバーに上映の話題作品にあわせたオリジナルフレーバーがあるんです。全部で12種類。
現在こんな感じです。

機動戦士ガンダム      ストロベリー+レモンソーダ+炭酸水
オーシャンズ12        アップル+ストロベリー+炭酸水
アレキサンダー        オレンジ+ミント+メロンソーダ+炭酸水
ボーンスプレマシー      ブルーベリー+バニラ+レモンソーダ+炭酸水
THE JUON          ブルーベリー+アップル+炭酸水
銀のエンゼル         ピーチ+パッションフルーツ+炭酸水
オペラ座の怪人        ストロベリー+ラズベリー+コーラ+炭酸水
シャークテイル        キウイ+ミント+メロンソーダ+炭酸水
ネバーランド          アップル+キウイ+炭酸水
北の零年           キウイ+ピーチ+レモンソーダ+炭酸水
アビエイター          マンゴー+パッションフルーツ+炭酸水
テニスの王子様        マンゴー+バニラ+メロンソーダ+炭酸水


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← 一番人気はもちろんオペラ座の怪人!          
よぉ~くかき混ぜてから飲んでくださいね、と        
お店の方はおっしゃいますが、そのまま飲むと
甘~いところ、そうでもないところ、微妙に混ざって
いるところ、と色々な味が楽しめていい感じです。
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ちょっと気になっているのがシャークテイル。
次回はこれに挑戦です(^0^v。 →

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February 16, 2005

映画:ボーン・スプレマシー

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2年前にマリーとともに新しい人生を歩みだしていたと思っていたのに。記憶は完全に戻ったと思っていたのに。2年後にこんな続編が登場するとは思ってもみませんでした。しかも、マリーは映画が始まってまもなく死んじゃうし。それでも、筋トレでさらにたくましくなったマット・デイモンはよりスパイらしくなって戻ってきたのはうれしい出来事でした。続編というのは往々にして不発が多いのですが、これはなかなか楽しませてくれました。インドで暮らしていたジェイソン・ボーン(マッド・デイモン)とマリー(フランカ・ポテンテ)に仕掛けられた罠。マリーを殺されたボーンは、ナポリ、ベルリン、モスクワ、そしてニューヨークと国境を越えて真相をさぐり復讐を果たすための旅に出るます。各地の風景はそれは見事でいっときテーマを忘れてしまうほどだけど、彼を追う狙撃手の登場で現実に引き戻されてしまいます。あちこちにどきどきするような仕掛けがあり、画面から目を離す余裕がありません。脇役を固める俳優もそれぞれ個性的で映画を引き締めています。女性諜報員ランディを演じるジョアン・アレン。先日「きみに読む物語」では母親役で登場していたのに、こちらではぱりっとしたスーツをきて部下を指揮。その対比を楽しんでいたのは私だけではなかったと思います。前回に引き続きひっぱりだされた感のある連絡係ニッキーを演じるジュリア・スタイルズ。少ない出番ながらもボーンの行動パターンを見事に読み取り、存在をアピールしています。私としては、「セイブ・ザ・ラストダンス」で見せてくれたダンスシーンの方が好きだけど、ね。

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February 10, 2005

映画:ステップフォード・ワイフ

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この映画、ジャンルはサスペンスなんですね。なるほど、道理で人間(ロボット?)の首が転がり落ちるわけだ。私、自慢じゃないけどホラーやサスペンスって苦手なんです。上映前の予告編、「呪怨」だったんですけど、しっかり目をつぶってました(笑;;)。美しい女性ばかりが住むステップフォード。胸が大きく目もぱっちり。身に付けているものはブランドものばかり。いつも半開きの口元はまるで娼婦のよう。。。こんな町に住めたら男性は仕事しなくなっちゃいそう。でも、その裏で行われている恐ろしい計画を知ったら、『あ~、うちの女房は美人じゃなくてよかった』そう思うに決まってます!敏腕プロデューサー、ジョアンナを演じるのはニコール・キッドマン。黒髪も金髪も美しくすてきでした(^^*。そういえば彼女、「バースディ・ガール」「アザーズ」と私の苦手系ジャンルへの出演が多いですねぇ。私としては、「めぐりあう時間たち」の彼女が好きなんですが・・・。作家のボビーを演じるベット・ミドラー、ゲイの建築家ロジャーを演じるロジャー・バートがコミカルな演技で映画を面白くしています。ボビーの家に入ったとたん目の前に広がる光景!!! 壮絶ですよ~(^^;;;。 一つ気になったのがあの町に住む子供たち。いったいどんな生活を送っているんでしょうねぇ。まさか、いつもキャンプに行っているわけでもあるまいし・・・。う~む、謎だ。

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映画:アレキサンダー

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ロード・オブ・ザ・リングの時もそうだったけど3時間を超えるとしんどい。途中戦闘シーンのあたりの記憶があいまいなのは気のせい?・・・(^0^;;;。昔々学校で習った、『アレキサンダー大王は、若くして国の主となり世界を征服した』という程度の知識が、数倍にも膨れ上がったのは収穫でした。すべての史実がこういった映画になれば、歴史嫌いな子がいなくなるのにね。
アレキサンダーの子役を演じていた子、「小さな恋のメロディ」の頃のマーク・レスターに似ていてかわいいです(^^*。大人になったアレキサンダーを演じるのはコリン・ファレル。父親に突き放され、彼を憎みながら大きくなっていったにもかかわらず、最終的には傲慢でありながら、心の内は孤独な、父親そっくりの人物になってしまうのはとても皮肉です。アレキサンダーを生涯愛し、彼の友人、同志であり続けたヘファイスティオン。紀元前の男性中心の社会では当たり前のような存在だけど、憂いをたたえた視線は妙に色っぽかったなぁ。。。(^^* そういえば、コリンは「フォーン・ブース」では、電話ボックスの中に閉じ込められた異常な状況で、次第に自分をさらけ出していくんだった。究極の状況、シーンが似合う男とも言えます。 
10年以上の歳月と総制作費200億円というスケールの大きさは必見。「オペラ座の怪人」に劣らぬ豪華シーン満載ですので、ぜひ一度映画館に足を運んでくださいね。

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February 09, 2005

映画:きみに読む物語

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久々に泣ける映画に出会いました。10代のアリーとノアが恋をし、身分を超えて結ばれる。このあたりはまあ他にもあるストーリーですが、年老いてからもなお変わらぬノアの愛がすばらしいです。アルツハイマー病におかされたアリーがまだ記憶があるうちにと書いた1つの物語。それは自分たち二人の愛の軌跡とも言える物語なのですが、すっかり記憶をなくしてしまったアリーに毎日、毎日読み聞かせてあげるノア。時折わずか数分間だけアリーが現実に戻る瞬間を、それはそれはいとおしそうに眺めます。そのノアの深い愛情には、嫉妬さえ感じます。そして、ラストシーンに起こる奇跡。「私たち一緒に死ねるかしら。」「ああ。いつも見守っているよ。」そう語り合ったあと添い寝する二人に、神様は永遠の愛を二人にプレゼントします。泣くまい、と思っていてもほほを伝わる涙はいつまでも流れ落ちます。必ずハンカチを用意して観てね。

現代でもなお回復の糸口がつかめていないアルツハイマー病。もし私がこの病に侵されたとき、果たしてこれだけ深い愛を周囲の人間は与えてくれるのだろうか。そんなことを考えてしまいました。

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